赤ちゃんが産まれても、
ネイルなどオシャレをしたいママさんもいますよね。
でも実は、マニキュアを落とすのに使う除光液って、
空気中に蒸発しやすい有毒な成分が入っているため、
赤ちゃんが中毒になってしまう場合もあるんですよ！
そこで今回は、小さい子を持つ親御さんに知っていて欲しい、
除光液による赤ちゃんへの影響とその対策法を紹介します。
除光液の赤ちゃんへの影響は？アセトン中毒の症状
除光液に含まれるアセトンは揮発性が高い、
つまり、蒸発して空気中に紛れやすい成分なんです。
ママが赤ちゃんのいる部屋で、
マニキュアを落とそうと除光液を使ってしまうと、
赤ちゃんが有害成分を吸い込んで、
アセトン中毒になってしまうんですよ！
赤ちゃんがアセトン中毒になってしまうと、
以下のような症状が現れます。
・何度も嘔吐を繰り返す
・呼びかけても反応せずにぐったりしている
・授乳させてもお乳を吸う力が弱い
・激しく咳をしている
もしもこれらの症状がみられるようでしたら、
すぐに医療機関を受診しましょう。
ちなみに、まだ実際に起こった事例はありませんが、
アセトンは赤ちゃんがお腹にいる場合でも、
妊婦さんが吸ってしまうことで、
影響が出る可能性がある、と言われています。
確かに、除光液ってマニキュアに負けないくらい、
結構ニオイがキツいですよね…。
あまりマニキュアをしない人は、
赤ちゃんでなくても、除光液などのニオイで、
気分が悪くなることもあるんじゃないでしょうか？
除光液を使う時は換気はどのくらいしなくてはいけない？
もし赤ちゃんのいる部屋で除光液を使うのでしたら、
必ず換気扇を回したり、窓を開けて換気をしましょう。
除光液を使っている最中はもちろん、
使い終わった後も、ニオイが完全に消えるまで、
最低でも1時間は換気が必要です。
また、出来れば除光液を使っている時は、
なるべく赤ちゃんから離れているといいですね。
そして、除光液を染み込ませたコットンからも、
アセトンが発生してしまうので、
ふた付きのゴミ箱にコットンを捨てるか、
ビニールに入れて密閉させて捨てましょう。
もしくはいっそのこと、お子さんが大きくなるまでは、
マニキュアをするのを控えた方が安心。
ちなみに、万が一赤ちゃんが除光液を誤飲してしまった時も、
速やかに医療機関を受診しましょう。
ママになると、オシャレをするのもそれを取り外すのも、
何かと一苦労ですよね…。
でも、赤ちゃんのためでもあるので、
しばらくは強いニオイのするものは、
なるべく使わないのが無難ですよ。
まとめ
除光液に含まれているアセトンは、
赤ちゃんが吸い込んでしまうと中毒を起こし、
嘔吐や元気がないなどの症状が出てきます。
その場合、すぐに病院へ連れて行ってあげてくださいね。
また、もし赤ちゃんのいる部屋で除光液を使う場合は、
窓を開けて換気扇を回すなどして、
十分な換気をしていきましょう。
使い終わった後も、ニオイが完全に消えるまで、
換気を続けてくださいね！