認知症や美肌効果があると言われているフェルラ酸ですが、
トランスフェルラ酸という成分もあるんですよ。
この二つは一体どんな違いがあるんでしょうか?
また、フェルラ酸はトランス型とシス型の2種類が存在するとのこと。
今回は、フェルラ酸の種類の違いや、
特徴などを解説していきます。
フェルラ酸とトランスフェルラ酸の違いは?
フェルラ酸とはそもそも、
植物の細胞壁に含まれるポリフェノールの一種なんですよ。
主に米ぬか、フルーツ種などの中に含まれているため、
通常あまり人間は摂取できないんですが、
認知症の予防やアンチエイジング効果があるため、
ここ最近注目されつつある成分です。
UVカットの効果も期待できるため、
フェルラ酸を配合した日焼け止めを使うと、
夏場でも紫外線によるシミを防げるでしょう。
そんなフェルラ酸ですが、
実はトランスフェルラ酸というものもあるんです。
何が違うかというと、小麦や大豆などといった穀物から抽出された、
天然のフェルラ酸をトランスフェルラ酸といいます。
でも基本的には、フェルラ酸のほとんどはトランスフェルラ酸なので、
そこまで大きな違いというのはないのでしょう。
ネット通販などで購入できるトランスフェルラ酸のサプリメントも、
穀類や米ぬかなどから抽出されて作られたものとのことです。
認知症予防や肌のアンチエイジングなどの効果を得るために、
フェルラ酸を摂取するのでしたら、
トランスフェルラ酸のサプリメントを飲むと良いですね。
フェルラ酸のトランスとシスの特徴
フェルラ酸にはトランス型とシス型の2種類があるとされています。
トランス型は先ほど説明したように、
主に穀類から集めたフェルラ酸のことですね。
でも本来、トランス型とシス型というのは、
フェルラ酸に限らず、炭素と結合する水素の向きの違い、
ということになります。
もともとこの二つは化学の用語でもあるため、
詳しく説明しようとすると、かなり難しいので、
フェルラ酸の効果を知りたいだけの人には、
きっとついていけないと思います。
わたしも化学は苦手なので、
調べていて、何じゃこりゃ?ってなりました。
念のため、トランス型とシス型のWikipediaのURLを貼っておくので、
気になったら読んでみてください。
・トランス型
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9_(%E5%8C%96%E5%AD%A6)
・シス型
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9_(%E5%8C%96%E5%AD%A6)
また、フェルラ酸は基本的に多くがトランス型とされているため、
シス型のフェルラ酸にはどんな特徴があるかは現時点では不明です。
でも、トランスフェルラ酸のサプリメントを飲めば、
健康、美容の効果を期待できますね。
フェルラ酸配合のスキンケア用品などもおすすめなので、
ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
フェルラ酸は米ぬかやフルーツの種に含まれる、
ポリフェノールの一種であり、認知症予防、
アンチエイジングなどの効果が期待できます。
フェルラ酸にはトランス型とシス型の2種があるとされていますが、
基本的に多くのフェルラ酸はトランス型。
そのため、フェルラ酸=トランス型のフェルラ酸と思っておいても、
別に間違いではないでしょう。