にんにくの殺菌作用は乳酸菌にも悪影響?腸内環境が悪くなった兆しは?

にんにくを食べて、下痢や腹痛を起こした、
という経験はありませんか?

実は、にんにくには強い殺菌作用があるので、
腸内の善玉菌や乳酸菌などに影響を与えるとされているんです。

今回は、にんにくが持つ殺菌作用の悪影響と、
改善する方法をお教えしましょう。

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にんにくの殺菌作用は乳酸菌にも悪影響?

にんにくには、疲労回復の他に免疫力を高めたり、
殺菌作用を持つアリシンが含まれています。

このアリシンは、殺菌作用がとても強いため、
腸内の悪玉菌だけでなく、なんと善玉菌までも死滅させてしまうんですよ!

アリシンの殺菌作用って、食中毒を防ぐ役割も果たすんですが、
強すぎてしまうので、菌にとっては劇薬なんですね。


そのため、腸内環境が悪くなってしまい、
腹痛や下痢になってしまうんです。

しかも、アリシンの殺菌作用は胃にも刺激を与えてしまい、
胃もたれや胃痛の原因にもなることがあります。


ただし、これはにんにく、
特に生にんにくを大量に食べ過ぎてしまった場合のみ。


加熱されているにんにく料理を1~2品食べたくらいでは、
基本的にアリシンの作用によって下痢することはないので、
食べ過ぎにさえ注意すれば問題ないでしょう。

にんにくで腸内環境が悪くなった兆しは?

にんにくを大量に食べ過ぎてしまい、
お腹の中で善玉菌まで攻撃されると、
腹痛がしてきたり、下痢になってしまいます。

それまではお腹の調子が普通だったのに、
にんにくをたくさん食べてから数時間経って、
急に下痢や腹痛、胃もたれなどの症状が現れたら、
アリシンによって腸内環境が悪くなった証拠。

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特に前兆とされるものはないのですが、
夕食ににんにく料理をたくさん食べた翌日などは、
ずっとお腹がゆるくなってしまうこともあるので、
くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。


でももし、にんにくをたくさん食べてお腹が痛くなったら、
ヨーグルトを食べたりするなど、乳酸菌を摂取するといいですよ。

そうすれば、アリシンの殺菌作用で少なくなってしまった善玉菌も、
また乳酸菌の力によって復活させられるので、お腹の調子も良くなります。

にんにくを食べ過ぎたな、と思ったら、
食後のデザートにヨーグルトを食べましょう。

ヤクルトなどの乳酸菌飲料を飲むのもおすすめですよ!


乳酸菌を効率よく摂るのならサプリも有効です。

錠剤でもいいのですが、顆粒タイプの方が
効き目が早いですよ。

フィロソフィーは乳酸菌生産物質に直接働きかけてくれるので
ただ乳酸菌をとるのではなく、体内で乳酸菌を増やすという発想の
サプリメントです。



腸内の善玉菌を補うだけじゃなく、育てて増やすので
お腹の調子にもダイレクトに効いてくれそうですね。


そして、腹痛や下痢になってしまっている時は、
なるべく食事もお腹に優しく、消化に良いものを選ぶのがおすすめです。

アリシンによって胃腸に負担がかかっているので、
少し休ませるようにしてくださいね。

まとめ

にんにくが持つアリシンは、殺菌作用が強いため、
腸内の善玉菌までも殺して、お腹をゆるくしてしまうことがあります。

なるべく、にんにくの食べ過ぎには注意しましょう。

もしにんにくを食べたことで下痢や腹痛になってしまったら、
乳酸菌を摂って善玉菌を増やすのが効果的ですよ!

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