人と比べてトイレに行く回数が多い、なんとなく不安になります。
原因の一つにコーヒーの成分にトイレが近くなる成分が含まれているのです。
コーヒーを飲んでもトイレが近くならないための方法と、
1日に行くトイレの回数を減らすコツを紹介します。
コーヒーでトイレが近くならない方法
なぜコーヒーを飲んだだけでトイレが近くなるのでしょうか、
それはコーヒーに含まれるカフェインの利尿作用によるものなのです。
カフェインには腎臓の血管を拡張し血流を増やし、
腎臓を活発に活動させる効果があります。
腎臓は尿を作り出す臓器なので活発になると尿の量が増えて、
結果としてトイレに行きたくなる回数が増えるのです。
カフェインによる利尿作用は、
血液中からカフェインが無くなるまで続きます。
カフェインには覚醒作用もあり、
集中したい時にコーヒーで意識をはっきりする作用があるのです。
しかしコーヒーには利尿作用があることを考えて、
状況によって飲む量と時間に注意してください。
この様にトイレが近くなるのはコーヒーにカフェインが含まれることが原因なので、
カフェインをカットしたコーヒーを飲めばトイレが近くなりません。
コーヒーを飲みたいけどトイレが近くなるのはイヤという場合には、
カフェインカットのコーヒーを飲んでください。
ただし完全にカフェインが含まれない訳ではないし、
味がコーヒーと違うと感じるかたもいるので好みがわかれるところです。
スターバックスやタリーズ、上島珈琲などのメジャー処では、
カフェインカットのコーヒーを取り扱っていますので、
好みに合う味かどうか試してみてください。
トイレの１日の回数を減らすコツ
トイレに行くのは人間の生理現象でとても大事なことですが、
それでもトイレに行けない状況はたくさんあります。
でもあまりガマンしすぎると膀胱内で細菌が繁殖してしまい、
膀胱炎の原因となり健康を損なってしまうのです。
会議や長距離移動などトイレに行けないとわかっている場合は、
コーヒーやお茶などカフェインが入った飲み物を控えてください。
それでもトイレが近くて生活に支障をきたす場合、
過活動膀胱を疑う必要があります。
特に女性に多い症状で心因が影響するケースもあり、
トイレに行きたくないと考えれば考えるほど近くなる場合も多いです。
回数を減らすにはまず健康であることが第一で、
頻尿や過活動膀胱の場合は改善を心掛けてください。
次にカフェインを摂取することを控えることです。
これだけでも十分な効果が得られます。
まとめ
トイレが近いのはカフェインの効果だと決めつけるのは短絡的です。
もしかしたら重篤な病気が原因であることもあります。
軽く考えず対策をとっても改善しない様であれば、
すぐに専門の病院で診察することをおすすめします。
トイレが近い場合の解決法を見つける助けになればうれしいです。