筋肉を鍛えるときには汗をかきます。
筋トレのあとのシャワーはとても気持ちよいです。
しかし、その時のシャワーの温度はどれぐらいですか?
よくアスリートがアイシングしているのをみかけます。
だから冷水シャワーが効果的と考えるのは短絡的です。
筋トレ後の冷水シャワーが与える筋肉に起こることを紹介します。
筋トレ後の冷水シャワーは筋肉に悪い?
疲労した筋肉に冷水シャワーをあてるのは筋肉にどのような影響があるのか、
果たしてそれが効果的なのか悩ましい所です。
よくスポーツ選手がアイシングしている所をみかけますが、
有効なのは筋肉を酷使した場合にあてはまります。
普通の筋トレでこのような状態になるのはまれです。
ちょっとしたダメージや疲労であったならば、
逆に筋肉の回復を遅らせてしまうことになりかねません。
したがって自分の状態にあった普通の筋トレを行った場合、
冷水シャワーを浴びるのはあまりおすすめできないのです。
しかし、限度を超えたトレーニングになってしまった時や、
あきらかにけがをしたのではないかという時には、
アイシングする必要があります。
体を温めた場合には筋肉の炎症が悪化してしまうと思いがちですが、
普通の筋トレではお風呂に入るなど温めたほうがよいです。
以上のことから筋トレの後に冷水シャワーを浴びるのは、
あまり好ましくない行動となります。
ケガをしない様に筋トレを行い、
暖かいお風呂につかるのがさっぱりするし理にかなった行動ですよ。
筋トレ後のシャワーの筋肉の回復力と筋肥大の話
毎回の筋トレの後に冷水シャワーを行うのは、
筋肥大と筋力アップの作用を阻害するというデーターがあります。
しかし短絡的に冷水シャワーが筋肉の回復に悪い、
効果が無いと考えるのは短絡的です。
短期間に高い負荷がかかるスポーツ(トーナメントの試合など)の場合、
筋トレの後の冷水シャワーは疲労回復作用が認められています。
普通の筋トレを行う場合は冷水シャワーを浴びるより、
入浴して体を温めるのがベストです。
筋肉を温めることで成長が促進されます。
適度な筋トレを行いゆっくりと体をあたためて、
次の筋トレにむけてメンテナンスすることが必要です。
筋肉を肥大させなおかつ疲労も回復させるならば、
過負荷と冷やし過ぎに注意して筋トレ後のケアをしてください。
まとめ
筋トレでもっとも必要なことはケガの防止と疲労回復です。
筋トレ後の自分の状態がどこにあるのか慎重に見定め、
冷やすのがよいのか温めた方がよいか判断してください。
筋トレは頑張り過ぎないのが最も大事です。
ケガをしない様に注意して筋トレで短期間で成果を出そうとあせらない、
きっちりと筋トレの効果が上げる参考なったらうれしいです。