足がつるだけでなく、血の気が引いて頭がふらふらするのは、
一体なにが原因なんでしょうか?
何かの病気?それともただ疲れが溜まっているだけ?
今回は意外と知られていない、足がつる上に血の気が引く理由や、
病院は何科受診すればいいのかを解説します。
足がつる上に血の気が引く原因5選!
足がつって、しかも血の気が引くような感じがする時、
原因として考えられるものをまとめました。
・疲れ
特に激しい運動をした後などで、筋肉に疲れが溜まっていると、
足の筋肉が痙攣(けいれん)を起こし、
寝ている間に足がつってしまいます。
しかも疲れているということは睡眠が足りていないということです。
寝不足をしていたり必要な休養をとれていないと、
頭がふらついたり、顔色が良くないのも無理はありませんね。
以上のことから疲労が溜まっていると、
足がつりやすく、血の気が引いてしまうことに繋がってしまうんです。
スポーツ選手やインストラクターなど、
激しい運動をする人は十分に注意しましょう。
・貧血
女性が特になりやすいのが、
貧血によって足がつったり血の気が引くこと。
足がつるのも血の気が引くのも、
体内のミネラル分が足りなかったり、
血液不足、つまり貧血になっているから。
貧血を防ぐためにも、
ミネラル分を中心にしっかりと栄養を摂るといいですよ。
・血行不良
体の冷えなどで血の巡りが悪くなっていると、
筋肉が強張った状態になり、足がつりやすくなります。
また、脳に十分に酸素も行き渡らなくなり、
血の気が引いて酸欠を起こす場合もあるでしょう。
そのため、予防には体を冷やし過ぎないことが大事。
冬はもちろん、夏場もエアコンの冷風で、
寝ている間に冷えてしまうということもありえるので、
季節を問わず体を冷やすのは避けた方がいいですね。
・ストレス性の疾患
ストレスや緊張によって、筋肉が強張って痙攣すれば、
足がつりやすくなります。
また、ストレスや心労によって、食欲減退もしくは過食、
気分がふさぐ、夜になかなか寝付けないとなると、
自然と体調も優れなくなり、血の気が引いてしまうこともしばしば。
精神的に不安定になったり、
睡眠障害、憂鬱な気分が続くなどの症状が伴う場合は、
ストレス性疾患が原因の可能性も考えられます。
・神経や血管の病気
体の神経や全身の血管などに異常があったりすると、
足がつったり血の気が引くことがあります。
特に末梢神経障害や下肢静脈瘤などは、
足がつるなどの症状を引き起こしてしまうし、
脳血管障害だと、手足がつっぱるだけでなく、
立ちくらみや失神など血の気が引くこともあるでしょう…。
もし何かこれらの病気が隠れていると、
命に関わることになってしまうので、
早めに病院へ行くことをおすすめします。
足がつる上に血の気が引くとき病院は何科を受診する?
足がつってしまい、しかも血の気が引くのでしたら、
神経内科、もしくは内科を受診するのが良いでしょう。
単に足がつるだけでしたら、
筋肉の強張りや血液循環を良くすればいいので、
整形外科に行けば治るでしょう。
でも問題なのは血の気が引くという症状も伴うこと。
何か大きな病気が隠れている可能性もあるため、
しっかりと病院で検査を受けた方が安心ですね。
ただし、検査をしてもらって異常がなかったけれど、
症状が改善しない場合は、精神的な原因かもしれないので、
心療内科や精神科にかかると良いですよ。
まとめ
足がつってしかも血の気が引くのでしたら、疲れや貧血や血行不良、
もしくはストレスやもっと大きな病気が隠れていることも。
早めに内科や神経内科を受診して、
それでも治らない時は心療内科や精神科を受診しましょう。