6歳の子供の足がよくつってしまうのって、
一体なにが原因なんでしょうか?
成長期に起こりやすいものなのでしたらまだ良いですが、
何か病気が隠れていたりしたらすごく心配ですね。
そこで今回は、6歳の子供の足がつる理由と、
正しいケアの仕方を紹介していきます。
足がつる6歳の子供の原因とケア方法
6歳くらいの子供の足がつってしまう原因として考えられるものと、
その原因に応じたケア方法をまとめました。
・過剰な運動
6歳の子供、特に男の子だとやんちゃ盛りだし、
外で遊ぶことやサッカーなどスポーツを習い始めることもあるでしょう。
もちろん運動したり、激しく動き回ることは良いことなのですが、
過剰に足の筋肉を使い過ぎてしまうと、
足がつりやすくなってしまいます。
筋肉は使い過ぎて疲労すると、突然ギュッと収縮して、
激しく痙攣(けいれん)を起こすことがあるんですね。
スポーツ選手なども試合中に足がつってしまうことがあります。
また、運動中に大量に汗をかいて、
体内のミネラル分が不足してしまうと、
やっぱりこむら返りを起こしやすくなってしまいます。
激しい運動をした後は、しっかり水分補給をさせ、
ミネラル分を摂取させましょう。
また、お風呂の中や寝る前に足をマッサージして、
筋肉をほぐしてあげるのもおすすめ。
そしてもし、足がつって痛がっているようなら、
アキレス腱を伸ばすストレッチをさせてください。
もしくはふくらはぎをマッサージしてあげるといいですよ。
・成長期の栄養不足
6歳の子供はちょうど成長期の真っただ中なので、
成長に必要な栄養が足りなくなって、
ミネラル分やビタミンB1が不足し、
足がつりやすくなってしまいます。
ミネラル分の多い海藻類や豆類を食べさせて、
ビタミンB1は大豆製品や豚肉などで補うようにしましょう。
・冷えによる筋肉の強張り
子供は寝ている間に掛布団を剥いでしまい、
足を冷やしてしまうことがあります。
すると、足の血行が悪くなって、
足がつってしまうことがあるんですよ。
そのため、靴下を履かせる、冬場は湯たんぽで足を温める、
入浴時にしっかり湯舟に浸からせるなどをするといいでしょう。
子供が足がつるのは病気の前兆もありうる?
基本的に、成長期の子供は足やひざなどを頻繁につったり、
痛くなってしまうことが多いんですよね。
いわゆる成長痛と呼ばれるもので、
筋肉や関節が未成熟な状態なのに、
激しく動き回るため、痛みを生じることがあります。
でも成長痛は誰にでも起こりうるものだし、
特に病気などではないのでそこまで気にする必要はありませんよ。
ただ、1日中ずっと痛がったり、
あまりにも頻繁に足がつったような症状になったり、
歩き方がちょっとおかしいのでしたら、
関節炎や骨髄炎などの可能性もあるので、病院で診てもらいましょう。
また、プールに入っている時など、
夏場に足がつる場合は、熱中症になっている可能性もあるので、
水分と塩分を摂らせて体を冷やし、十分に休息をとらせてください。
足がつるのって、頻度や度合いによって、
実は何か病気が隠れている場合もあったんですね…。
ちなみに大人でも、頻繁に足がつる場合は、
神経や血管の病気が隠れている可能性もあるので、
精密検査を受けるのがおすすめですよ。
まとめ
6歳くらいの子供の足がつってしまうのは、
激しい運動や栄養不足、冷えなどによるものでしょう。
マッサージと入浴中に温めること、
そして栄養をしっかり摂るようにすれば、
問題なく改善出来ますが、頻繁に足がつったり、
歩き方がおかしくなるなどがあったら要注意。
関節や骨の病気が隠れている可能性もあるので、
心配な時は1度、病院で診察を受けましょう。