何種類か干しぶどうがありますが、
すべてに共通する栄養素は果糖ぶどう糖、ミネラル、
そしてポリフェノールです。
そのポリフェノールの一種であるアントシアニンには、
様々な健康効果があります。
ここでは目に対する効果と、
アントシアニンをどのように摂取するとよいのか紹介します。
干しぶどうのアントシアニンは目にいい?
物を見る時に重要なロドプシンというたんぱく質があり、
網膜内に存在してつねに分解再生を行っているのです。
この働きは加齢や疲れによってだんだん弱くなります。
アントシアニンはそのロドプシンの再生に働きかけ、
眼精疲労から起こるしょぼつき、かすみ、ぼやけなどの改善に期待できるのです。
加えて目の周りの血流の改善効果もあり、
さらに眼精疲労の回復が得られることにも注目したいです。
以上のことからアントシアニンは目にとてもいいことがわかり、
スマホやPCを長時間使用するかたに干しぶどうはおすすめです。
ぶどうをそのまま食べてもよいのですが、干すことによって水分がとび、
より成分が凝縮された状態になっているのでとても効果が高まります。
干しぶどうには眼精疲労によいだけではなく、
抗酸化作用、アンチエイジング、腸内環境の改善、鉄分補給、
様々な効果もありますので積極的に食べたいです。
アントシアニンの効果的な摂取方法
干しぶどうは糖分が高めの食べ物なのでカロリーオーバーとならないように、
しっかりと食べる量を考えると健康的に効果を得ることができます。
だいたいの目安として80g(約1/2カップ)で十分です。
糖分の種類はぶどう糖となっていて、
早く消化される糖なので安心だと言われていますが、
血糖値はしっかりと上がってしまうので注意してください。
ダイエットしている方はちゃんとコントロールするのがよいです。
そのまま食べても十分に効果が得られますが、
毎日食べると飽きてしまうのも事実。
そんな時はヨーグルトと一緒に食べることをおすすめします。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌と干しぶどうの食物繊維、
腸内環境が整えられ、さらに悪玉菌の減少が期待できるのです。
便秘の改善と共にダイエット効果がさらに上がりますのでおすすめします。
他にもバニラアイスに混ぜても美味しいです。
この様に混ぜこむことによって、
干しぶどうをそのまま食べるのに抵抗がある方も、
食べやすくなりますのでぜひ試してみてください。
まとめ
手軽につまんで食べることができる干しぶどう。
健康効果も抜群ですが、やはり食べすぎは禁物です。
それだけ守れるのであればとてもよい間食になります。
干しぶどうを食べて目も体も健康にする助けになればうれしいです。