足がつるのはやっぱり寝不足が原因なんでしょうか?
確かに疲れが溜まっていると、体のあちこちに不調が現れますね。
ということは寝不足を解消すれば足がつるのも予防できる?
今回は足がつってしまうのは寝不足によるものなのか、
また足がつるのを防ぐにはどんなことが効果的なのかを解説します。
足がつるのは寝不足のせい?
足がつるのは寝不足のせいではなく、
筋肉の疲労や体が冷えたことなどによる血行不良、
水分やカリウム不足などが原因と考えられます。
つまり足がつってしまった場合に、
寝不足で治そうとするのはあまり効果がないんですね。
激しい運動をした日だったり、立ち仕事をしていたりすると、
どうしても足、特にふくらはぎの筋肉に疲労が溜まります。
すると筋肉は強張った状態になり、
また筋肉を自分の意志で動かす神経の機能にもエラーが発生して、
突然、激しい痛みを伴うようになるんですよ。
また足の筋肉を疲労しているとは反対に、
デスクワークなどずっと同じ姿勢、体勢で仕事をしている人も、
足がつりやすいといわれています。
この場合は、足の筋肉の血流が悪くなるため、
筋肉がいきなり収縮して痛みを伴うようになるんですね。
つまり足がつるのは、運動のし過ぎでも運動不足の場合ても、
起こりやすいということなんです。
確かに筋肉疲労や血流が悪くなっているのは、
眠っただけでは解決しません。
ということで、足がつってしまったらまずは、
ふくらはぎの筋肉をゆっくり伸ばしてストレッチをしましょう。
座って足を伸ばしてつま先を持ち、
ゆっくりと体の方に引っ張り戻す、という動作を繰り返すと、
足がつった時の痛みを段々和らげることが出来ます。
わたしも足をつった時は、
ふくらはぎを伸ばすことでどうにか治りました。
足がつった時は痛さでちょっと焦ってしまいそうですが、
ヘタに筋肉を強く伸ばしたり揉んだりすると、
収縮して強張っている筋肉を傷つけるかもしれないので、
どんなに痛くても冷静に対処していきましょう。
足がつるのに効果的なツボと食べ物
足がつるのを防ぐには、血行を良くしてむくみを取り、
筋肉もよくほぐしておくのがおすすめです。
そこでツボ押しをするのが効果的ですよ!
足がつるのを防ぐためには、
承山(しょうざん)というふくらはぎにあるツボを押しましょう。
ツボの詳しい場所や押し方については、
下記の動画を参考にしてみてください。
ツボ押しの他には、カリウムやマグネシウムなど、
ミネラル分もしっかり摂取するのが大事。
特に激しい運動をした後だと、汗をかくことによって、
ミネラル分が体内から流れ出て少なくなっているので、
スポーツドリンクなどを飲んで補給しましょう。
また、バナナやトマト、小魚や海藻類、豆類、
アーモンドなどナッツ類にもミネラル分が多く含まれているので、
積極的に摂っていくと良いですね。
特にアーモンドには筋肉をリラックスさせるのに必要な、
マグネシウムがたくさん含まれているのでおすすめ。
また、卵や豚肉などに含まれるビタミンB1は筋肉の疲労回復に役立つし、
神経の働きも正常にしてくれるので、ぜひ食べておきましょう。
もちろんバランスよく栄養を摂ることも大事なので、
食生活もちょっと見直してみるといいですよ!
まとめ
足がつるのは寝不足というより、
筋肉の疲労や体の冷えによる血行不良によるものです。
そのため、足がつるのを防ぐには、
血行を良くしたり筋肉の疲労を回復するツボ押しをして、
運動中に失われたミネラル分を補うのが効果的ですよ!