お風呂の中で正座して腹式呼吸をすると、
ダイエットにとてもいいんですよ!
体を引き締めたい、減量したいと願う人にとって、
お風呂で正座して腹式呼吸をするだけでいいんですから、
かなりお手軽にダイエットできそうですね。
でも気をつけないといけないこともあります。
そこで今回は、お風呂で正座と腹式呼吸をするのは、
なぜダイエットに良いのか、またどんなリスクがあるのかを解説します。
風呂で正座と腹式呼吸を一緒にするとダイエットにいい?
実はお風呂の中で正座と腹式呼吸をするのって、
とっても体に良いんですよ。
まずお風呂の中で姿勢正しく正座をすると、
足の筋肉をほぐすことになるし、むくみも解消するため、
下半身の引き締めに繋がります。
しかも正しい姿勢の正座は骨盤矯正の効果もあるし、
なんと内臓の働きを促すので、
便秘の解消にも役立つんですよ。
つまり正座は、腰回りや足を引き締めるのに役立ちます。
でも正しい正座をするのが重要。
かかとの上にお尻をのせて、背筋を伸ばしてあごを引き、
そのままの体勢を90秒間キープしていきます。
また、入浴中は一緒に腹式呼吸もしていくと良いですよ。
お風呂の中で腹式呼吸するのをディーププレスといい、
自律神経を整えたり、内臓の血行を促すことで、
脂肪を燃えやすくする効果が得られます。
もちろんお通じも良くなるので、
正座と交互に腹式呼吸をしていくことで、
より便秘の悩みを改善できますよ!
腹式呼吸はまず、お腹をへこますことを意識しながら少し前かがみになり、
口からゆっくりと、だいたい20秒ほどかけて息をはきましょう。
そして息を全部はいたら、今度は10秒ほどかけて鼻から息をゆっくり吸い、
姿勢を戻しつつお腹を膨らませていきます。
理想としてはこの腹式呼吸を5回繰り返すのが良いんですが、
想像以上にキツいので、最初は2~3回だけにしておくと良いですよ。
以上の正座で姿勢を90秒間キープするのと、
腹式呼吸を交互にお風呂の中でしていけば、
かなりダイエット効果に期待できます。
目標はそれぞれを5回づつおこなうことですが、
最初はどちらも2~3回だけにしておくと安心ですよ。
風呂で正座と腹式呼吸を一緒にするときの危険と回避法
お風呂の中で正座と腹式呼吸をするって、
一見とても簡単そうに見えますが、
実は何気に腹式呼吸がくせ者なんです。
というのも声楽や吹奏楽の経験者だったり、
発声練習をしたことがない人にとって、
ゆっくり息を吸ってはくという腹式呼吸は、
なかなか息苦しいものなんですよね。
そのため、腹式呼吸に慣れていない人は、
酸欠を起こしてしまいやすいです。
ましてや41℃以上の高い温度のお風呂の中だと、
あがった時に立ちくらみがしてくる場合もあります。
そんな状態に酸欠も加わったら、
意識を失いかねませんし、お風呂で溺れてしまう場合もあるんですよ!
そのため、絶対に無理は禁物。
痩せたい一心で、最初から腹式呼吸を5回も繰り返してしまうと、
本当に息苦しくなってしまうので、絶対にやめてくださいね。
お風呂の温度は40℃くらいにしておいて、
腹式呼吸を1回したら、少し休憩して呼吸を整えること。
また、腹式呼吸をしてみて、どうも息苦しくて辛かったり、
何かしら体に異変を感じたら、無理せず正座も腹式呼吸もやめましょう。
お風呂の中でダイエットするって、
ちょっと危険を伴う場合もあるので、
くれぐれも注意して、無理をさせてはいけませんよ。
まとめ
お風呂の中で正座を90秒間キープしたり、
腹式呼吸を繰り返すことで、内臓の機能を活発にさせたり、
腰回りや足を引き締めることに繋がります。
ただし、腹式呼吸は慣れていないと本当にキツいので、
無理せず最初は2回くらいでやめておいた方がいいですよ。