大根おろしって消化を良くしてくれるため、すごく体にいいんですが、
食べ過ぎてしまうと、なんと下痢を起こしてしまうんです!
でもなぜ大根おろしでお腹を下してしまうんでしょうか?
そこで今回は、大根おろしを食べ過ぎると下痢になる理由と、
健康にいい適量をご紹介していきます。
大根おろしの食べ過ぎで下痢になる理由☆
お腹に良いとされる大根おろしでも、
食べ過ぎると下痢になってしまいます。
そのワケは大根にジアスターゼという成分が含まれているから。
このジアスターゼによって、大根おろしを食べることで、
胃腸の機能を促し、消化をよくしてくれるんですよ。
でも、過剰にジアスターゼを摂取してしまうと、
胃腸に刺激を与えることになってしまい、
それによってお腹が痛くなったり、
下痢を起こしてしまうんです。
他にも、大根にはイソチオシアネートという成分もあり、
これもまた、胃腸に良いものなんですが、やっぱり摂り過ぎによって、
胃痛や腹痛を引き起こすことがあるんですよ。
ただしこのイソチオシアネートは熱に弱いため、
大根おろしでもみぞれ鍋など、加熱をしてあるのでしたら、
過剰摂取の影響を受けにくいでしょう。
また、大根おろしって、焼き魚の付け合わせとか、
シラスと和えてあったりなど、
冷たい状態のまま食べることが多いですね。
冷えたものをたくさん食べてしまえば、
当然お腹の中も冷えてしまい、胃腸など内臓に負担がかかり、
下痢してしまうことがあります。
大根おろしって以外にも、お腹を壊すかもしれない食べ物だったんですね。
でもこれはあくまで、食べ過ぎてしまった時の話。
適量を摂取するくらいなら、
もちろん本来の消化サポートの働きをして、
胃腸の環境もしっかりと整えてくれますよ!
大根おろしの適量はどのくらい?
食べても腹痛や下痢を起こさない大根おろしの適量は、
だいたい300gが目安。
大根を5~6㎝くらいの大きさをすりおろして大根おろしにすると、
だいたいこのくらいの量になりますね。
なるべく大根おろしを食べる量は、1日300g以内にしておけば、
過剰摂取して下痢や腹痛が起きることもないでしょう。
ただ、もともと胃腸の弱い人だと、
冷えた大根おろしを食べたことで、
お腹を壊してしまうかも知れません。
その場合には、何か温かい汁物を一緒に摂るか、
みぞれ鍋にして食べるなどをすれば大丈夫ですよ。
当然ながら胃腸の弱い人は、
大根おろしに限らず冷えたものを食べたり、
お腹を冷やしてしまうと下痢しやすくなるので、
しっかりお腹の中からも外からも温めるようにしてくださいね。
実はわたしもお腹をよく壊しやすいので、
夏場以外は極力、冷えた飲み物を飲まないようにしています。
下痢しやすい人はお腹を冷やさないように注意しましょう!
まとめ
大根おろしをたくさん食べると、
大根に含まれる胃腸の働きを促す成分なども過剰摂取してしまい、
その刺激を受けて下痢しやすくなってしまいます。
大根おろしを食べるなら、1日に300gまでにとどめておき、
胃腸が弱い人は、温かいものと一緒に食べると安心ですよ!