アリシンと相乗効果のある成分と逆に一緒に摂らない方がいいもの

ニンニク由来の有効成分でたくさんニンニクから得られるアリシン。

強い抗菌・抗カビ作用が期待される物質で、
ニンニクを調理した際の臭いの元です。

アリシンそのものは普通の状態のニンニクには無いのですが、
刻んだり潰したりすると現れます。

他に同じユリ科のネギ・タマネギなどにも含まれる成分です。

アリシンを効果的に摂取する方法を紹介します。

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アリシンと相乗効果のある成分

ニンニクを調理すると多くのアリシンを得ることができます。

これだけでも体によい影響を与えますが、
ほかの食物と一緒に食べることによってさらに効果が上がるのです。


ビタミンB1が豊富に含まれている豚肉と合わせて食べると、
ニンニクに含まれるアリシンとビタミンB1が結合し、
アリチアミンという疲労回復効果がある成分に変化します。


レシチンを含む卵黄とニンニクを加熱してできるアホエン。

これらを同時に取り入れるとコレステロールを抑制する効果があり、
血管年齢が気になる方におすすめの食べ方です。


青魚に含まれるDHA・EPAもニンニクと共に食べると効果が上がります。

DHA・EPAそのものでも血液サラサラ効果がありますが、
ニンニクを加熱してできるアホエンも抗血栓作用があり、
共に摂取することによって相乗効果が期待できます。


上手にアリシンと相性のよい成分をとり、効率よくおいしく摂取してください。

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ニンニクはアリシンを多く含みそれだけを食べただけでもスタミナアップの効果や、
脂肪燃焼効果などがあり、とても有用な食べ物です。


しかし、食べ過ぎには注意が必要で、生ニンニクならば1日1片、
加熱した物ならば2、3片が適量です。

アリシンと一緒に摂らない方がいいもの

風邪薬やワーファリン(抗凝血薬)などはアリシンと相性が悪いです。

アリシンを多く含むニンニクなどを滋養強壮のため、
または風邪の予防に食べるのはよいのですが、
風邪をひいてしまった場合に薬と一緒に食べると悪影響がでます。

刺激が強く胃壁にダメージを与えてしまうのです。


風邪をひいて薬を飲まなくてはいけない時は、
薬を飲んでから時間をあけてアリシンを含むニンニクなどを食べてください。

ワーファリンとの相性は最悪です。


血液を凝固させにくくする薬ですので似た効果があるアリシンは、
あまりにも効果が出過ぎてちょっとの出血でも止まらなくなる危険があります。

ワーファリンを常用している方は注意してください。

まとめ

アリシンには様々な健康効果があります。

上手に摂取することができればかなり健康効果があるのです。

とくにニンニクは料理に取り入れやすいのでおすすめします。

上手にアリシンを取り入れて健康を守る参考になればうれしいです。

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