秋から冬に旬の食べ物と言えば、牡蠣ですね!
フライや鍋などの具材にするのも美味しいですが、
やはり生で味わいたいです。
栄養価も非常に高く、何と言っても味わい深いのが牡蠣の魅力。
しかし、ウイルス性の食中毒にかかる可能性が高いのも事実、
けっこうリスクもあるのです。
それに加えて牡蠣には食べ合わせの問題があると言われています。
ここでは食べ合わせを中心にして、
牡蠣の悪いところと、良いところを紹介します。
牡蠣は食べ合わせが悪いと腹痛に?何が悪い?
牡蠣と食べ合わせが悪いと言われるのはひじきです。
しかし、食べ合わせが悪くて腹痛を起こすとは言い切れません。
昔から伝わる食べ合わせですが、
必ずしもそれが正しい訳では無いのです。
食べ合わせが腹痛につながる根拠はあまり無いとのことです。
ただし、それだけでは無く面白いことも発見されています。
ひじきは、牡蠣に多く含まれる亜鉛の吸収を妨げるのです!
昔の人は経験則からこのことを知っていたのでしょうか?
消化吸収のことを考えると、牡蠣とひじきの食べ合わせは悪い、
これは確かな事実です。
よく、牡蠣にあたって、腹痛、下痢、嘔吐、が酷かったと聞きますが、
それは食べ合わせより、
牡蠣そのものに問題があったと考える方が自然なのです。
ほとんどの場合、食あたりの原因はウイルスにあります。
他の原因としてアレルギー症状で腹痛を起こす可能性があり、
症状が頻繁に現れる場合は病院で診断してもらって下さい。
残念ながら原因がアレルギーである場合には、
牡蠣を食べるのはあきらめることになります。
美味しい牡蠣ですが、調理の仕方と食べる量には注意してください。
牡蠣と食べ合わせがいいものは?
ネガティブな面を紹介しましたが、
牡蠣は素晴らしい栄養源となるのも事実なのです。
食べ合わせると効果が高い食材は沢山あります!
トマト、人参、チンゲン菜と食べ合わせることによって、
高血圧と動脈硬化の防止につながります。
鶏肉、もやし、納豆、酢と一緒に食べると、
肝機能を向上させ、血行促進にもつながります。
イカ、タコ、エビと食べることによってスタミナアップできます!
しじみ、ハマグリ、ホウレンソウとの相性もよく、
貧血の予防と改善に効果があります。
上手に組み合わせて、牡蠣を楽しんでください。
まとめ
食べ合わせについては、昔から様々諸説ありますが、
あまり気にしすぎることは無いです。
それよりも、ウイルスやアレルギーに対する知識や、
対処方法を知ることの方が大事です。
どうしても気になる場合は、
その組み合わせを避けるようにするのもアリです。
腹痛などは、思い込みで起こす場合もあります。
美味しい牡蠣を食べて味わうのはもちろん、
豊富な栄養を得る食べ合わせを考えながら頂きましょう!